TOEICにおいて『700点』というスコアはメリットしかないです。
TOEICにおいて『700点』というスコアは就職や転職においても有利になったり、海外部署への異動スコアとして設けられることも多いので、目指している人は多いかと思います。
そこで今回の記事では『TOEICで700点を取るメリット』をどこよりも具体的にボリューム感満載で紹介します。
TOEIC700点のレベル

TOEIC700点というスコアのレベルは、英語力としては『中級レベル』だと言われています。
『TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表』ではBレベルと位置づけされています。
TOEIC700点:どのような状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている
『素地』というのは基礎が備わっているという意味なので、日常会話やビジネスシーンにおいて「ペラペラと喋れる」わけではなくても「喋ることができる能力(素質)がある」というイメージでしょう。
ちなみに2022年度のTOEICの平均スコアは『608点』です。
ただ、あくまでこのスコアは「試験料金を払って、当日までにTOEICの勉強を一生懸命取り組み、当日試験会場で試験を受けた人」の平均スコアです。
そのため、700点というスコアは「TOEIC試験を受けた人たち」の中では平均よりも上で「普段英語学習をしてない人たち」からしたらかなり英語ができる人というレベルなのです。
TOEIC700点を取るメリット7選

一般的にTOEICのスコアを100点上げるためには200〜300時間必要と言われており、TOEICで700点を取ることは決して簡単なことではありません。
その分、700点という点数を取ることにはたくさんのメリットがあるのです。
ここでは、アナタがTOEICで700点を取りたくなるようなメリットを7つ紹介します。
1.現在の英語力を数値化できる
TOEICで700点を取るために英語学習をして、700点を取ることができたら現在の英語力を数値化できることなります。
というのも、どれだけ英語学習をしていても「自分の実力」というのはなかなか実感しづらいものです。
ある程度英語が読めるようになったり聞き取れるようになっても、他の人に自分の英語力を証明するのは難しいでしょう。
TOEICで700点のスコアがあれば「700点レベルの英語力がある」ということを数値化して証明することができます。
自分自身も現在の英語力がわかればこの先の英語学習における計画も立てやすいと思いますし、モチベーションにもつながるはずです。
2.実用的な英語力が身につく
「TOEICは無駄」と言う方も中にはいますが、それは真っ赤な嘘です。
TOEICで学習したことは実生活でも活かすことができます。
例えば
などなど。
実用的な英語力はTOEICでしっかりと身に付けることが可能なのです。
3.英会話力の基盤を固めることができる
TOEICで700点を取れば、英会話の基礎の土台はしっかりと作られていると言っても過言ではありません。
自身もTOEICで700点を取得してから英会話の勉強を始めましたが「TOEICで700点を取ってから」英会話の勉強を始めたほうがスムーズに取り組めました。
というのも圧倒的に違うのは『リスニング力』です。
TOEICで700点を取ることができるリスニング力がついていれば、オンライン英会話などで非ネイティブの講師が喋る英語は8割ぐらい聞き取ることができます。(体感)
英会話は、なによりも『聞き取る力』が大切です。
聞き取ることができないと、相手と会話なんて夢のまた夢。
そのため、TOEICで700点を取るレベルのリスニング力をつけておくのが一番なのです。
4.就職や転職に有利
TOEICで700点あれば、就職や転職にも有利になります。
実際に国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の英語活用実態調査によるとTOEICのスコアを新卒採用で参考にしている企業は約50%と約半分の企業がTOEICのスコアを見ています。
TOEICの平均スコアは600点前後のため、700 点あれば十分に企業に対して英語力をアピールできるでしょう。
また、スコアだけではなくTOEICで700点を取るということは、そう簡単にできることではないので「継続して頑張ることができる」という強みをアピールすることもできるでしょう。
5.昇進や昇格につながる
TOEICのスコアは昇進や昇格にも繋がります。
上場企業における英語活用実態調査では15.8%の企業が異動、昇格、昇進の条件としてTOEICのスコアを要件としています。
業界ごとに見てみると、情報通信、通信サービス、商社の業界では特に求められていますが、それ以外の業界でも年々、TOEICのスコアは重視されるようになってきています。
まだまだ、日本という島国において「英語ができる」というのは他のライバルたちと圧倒的な差をつけることができる能力です。
そしてそれを証明することができるのがTOEICの700点というスコアなのです。
6.成功体験を掴むことができる
TOEICにおいて700点というスコアは簡単に達成できるスコアではありません。
などなど。
様々な過程を通して、やっと達成することができるスコアなのです。
期間でいえば、だいたい3ヶ月〜半年、英語が苦手な人からすれば1年以上かかる人もたくさんいるでしょう。
しかし、だからこそ達成した時の達成感は何事にも変えられないぐらい気持ちがいいのです。
そう、それが「成功体験」です。
「自分は頑張って、目標を達成した」という成功体験は、今後のアナタの人生において大きな武器となります。
「成功体験」は、恋愛やビジネス、プライベートなど、どんな状況においても力を発揮するのです。
7.錯覚資産になる
そしてなにより「TOEIC700点」は大きな錯覚資産となります。
錯覚資産とは「周囲が抱いている自分にとって都合のいい思考の錯覚」のことを言います。
例えば「東大生出身の人が発見した研究結果」と聞くと、内容を聞かなくても「すごい発明なんだ」と勝手に思ってしまうはずです。
それ以外にも「年間売上1億円の営業マンが教える究極のセールス術」なんて聞くと、なにかとんでもない秘密があるようにも思うでしょう。
これが「錯覚資産」なのです。
上記の錯覚資産は「東大出身」や「売上1億円」などという情報から「その人がどんな人かわからなくても、きっとすごい人なんだ」と思わせるのです。
そして「TOEIC」は国内においても、錯覚資産としてかなり有効な資格です。
正直、TOEICで700点を取れたからと言って、英語力がとんでもなくあるかというと、そんなことはありません。
会議の英語ではまだまだ聞き取れない部分は多々あるでしょうし、ネイティブの会話にはついてくのがやっとなのが実情です。
それでも、日本ではTOEICで700点を超えていれば
その「錯覚資産」としての価値は無限大なのです。
正直、コスパを考えた時に、ここまで錯覚資産として有効な資格は日本において他にないでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
改めて「TOEICで700点を取るメリット」をまとめると以下の通りです。
- 現在の英語力を数値化できる
- 実用的な英語力が身につく
- 英会話力の基盤を固めることができる
- 就職や転職に有利
- 昇進や昇格につながる
- 成功体験を掴むことができる
- 錯覚資産になる
ハッキリ言って、日本国内において「TOEICで700点」は絶対に取っておいたほうがいいです。
ササッと取って、周りと軽く差をつけてしまいましょう。
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